
【体験談】My Story
vol.42
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自分に優しく/スキル1、しっかり寝る、休む
「自分に優しく」するスキルの一つ目は「しっかり寝る、休む」。「休みかたのコツ」はこのサイト(vol.8など)でも紹介しました。
ポイントは、休むことに罪悪感は持たなくてもいいということ。ダラダラ過ごすことも、「幸せ」のためにとっても大事。休める時には休んで「自分に優しく」。
「自身の幸せのために、この後の長い人生のために、ご家族や周囲の人のためにも、休める時は休みましょう」と、お二人とも本当によくお話されています。
私たちは調子が悪いときほど、休んでもいられない気持ちになって、あれをしなくちゃ、これをしなくちゃと焦ったりするもの。
でも、経験者としてあえて言い添えれば、ひとたびうつ状態に陥ると、どうしても回復には時間がかかってしまいます。
今日1日を焦って、1年を無駄にするよりも、3日間まず休む。
そんな風に考えて、休むことをぜひ自分で自分に許してあげるようにするといいですね。
ちなみに。
「罪悪感は持たなくてもいい」とは書きましたが、私にとっては、コイツはなかなかクセものでして…(笑)。
実は、休むことに対して罪悪感を強く感じてしまうのは、私の個人的なテーマでもあります(尚さん風に言うと「魂の課題」のような)。うつという経験を経てなお、小さい頃からの刷り込み、大人になってからの成功体験は強烈。「頑張らなければ」「働いていなくては」という心のワクが、無意識に設定されていて、なかなか外せないのです。
心のワクって、どうしてこんなに外せないものなのか? そのメカニズムは『令和時代の子育て戦略』を読んでいただけると、腑に落ちる方もたぶん多いと思いますよ。
私自身は今、一生懸命(?)「休めるときは休む」を試している真っ最中です。