
【体験談】My Story
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自分に優しく/めぐり合わせ
久しぶりの更新です。書いておきたいことがだいぶたまってしまいました。少し気合いを入れてしばらくアップしますね。
突然ですが、生きていると、ときどき不思議な“めぐり合わせ”が現れませんか。一見「偶然の出来事」として現れるのだけれど、自分にとってはすごく意味を持つような……。今年、私自身にも、ちょっとした”めぐり合わせ”がありました。
ライターの仕事をしている私は、最近、2冊の書籍の編集協力をしました。
一冊は、下園壮太先生の「令和時代の子育て戦略」(講談社)。
「子育て」(親と子)を切り口として、これから10年、30年先、人の心がどのような影響を受けて、どんなメンタルスキルが必要となっていくかを解説したものです。(ちなみに、今子育てに関係がなくても、現代人のメンタルについて関心がある方ならかなり面白く読めると思います!)
そして、もう一冊は、霊視カウンセラー尚さんという、いわゆる霊能者の方のはじめての著書となる「神様からのギフト」(廣済堂出版)。
著者の尚さんは、霊能者といってもそのイメージとはかけ離れた、透明感にあふれた30代の女性。『九十歳。何がめでたい』がベストセラーとなった、作家の佐藤愛子さんが信頼していると公言していることもあり、クチコミで大変な人気となっています。本人はオドロオドロしさが全くなくて、「バレーボールが好き」という快活なかたです。
この2冊は、連続した時期に取材が始まり、それぞれ出版となりました。仕事が始まった当初、私は、下園先生と尚さんは全く違う世界にそれぞれいて、一人は「現実」の話、もう一人は「魂」の話と、両極端にかけ離れたことを語っていると感じていました。
でも、それぞれの原稿を進める中で、不思議な「既視感」がチラつき始めたのです。そして、あるとき私はハタと気づきました。「二人は同じことを言っているのでは…」。
元自衛隊メンタル教官。霊能者。スタンスは全く違うけれど、悩む人、苦しみを抱えた人たちの、いわば“最前線”にカウンセラーとして身をおく二人。その二人が心の健康のため、良い人生のためにアドバイスし、目指すところはかなり共通点があるのです。
めぐり合わせからたまたま気づいた、小さな発見。でもなんとなく核心に近い気がして、自分一人の胸にしまっておくには惜しい…。少しずつこちらで紹介していくことにします。