私のうつ最短回復ストーリー
【体験談】My Story
vol.32
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UP

耳管開放症だった

私の場合、うつは「耳がつまった感じ」「他の人の声がよく聞こえていない」という、耳の違和感から始まりました。

そして、うつから脱した今も、「疲れると耳がつまる」症状は続いています。

かつて一番不快だったときのレベルを「10」とすると、現在は「1」。日常生活ではほとんど気にならない程度です。ただ、ちょっと疲れがたまるとレベル「2」、鍼灸や休養をすると「1」に戻る、という繰り返し。なかなかゼロにならないのが現状です。「もうこのまま治らないのかな。なんとか治し切りたいなあ…」と、ぼんやり思っていました。

そんな中、つい数ヶ月前、ある書籍が目にとまりました。

「これだ!」。ピンときた私はすぐ購入、ようやくこの症状の名前、「耳管開放症」にたどり着いたのです。

この本によると、「耳管開放症」はまだよく認知されていない病気。知らない医師も決して少なくはない、ということがわかりました。また発症するきっかけは、心労などで急に痩せてしまったときや自律神経が乱れたときと考えられるとのこと。やはり、根っこは限りなく密接に、うつ状態と相関関係にあったのです。

さっそく「耳管開放症」に詳しい耳鼻科を探して、診察を受けることに。

探し当てたクリニックの先生は、医師らしくない、ちょっぴり不思議な言葉を使う先生でした。

「この病気の真髄はまだわからないところがある。あなたのように、心は治っているのに、耳だけトラウマのように症状が残るのは何故なのか。あなたの“物語”の全体から、診ていきましょう」と、おっしゃったのです。

私は、ひとまず、このクリニックにお世話になって治癒を目指すことにしました。時間はかかりそうですが、“物語”の続きは、いずれこのサイトにアップさせていただきますね。

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